年 輩 の 職人さんの 中には 、 字 が 読めない 人もいるので 、 オーダーをする 際に メモも 出来ず 大変です 。

       「  ○ 日 までに 作って 欲しいと 言われたけど 、 大丈夫 ? 」


       と 聞いても 、 自分の 仕 事の ペースが 把 握 出来ていないので 、 頭を 抱えてしまう 人が 多く 、



       
/*** 革 クッション の 職 人 さんの 場 合 ***/
       「 うーん 、 、 たぶん 出来るかな 、 、 、 毎 日 仕 事は するけど 、 、 でも 、 神 様 しか わからないから 、 、 ( 冷や汗 ) 」



       
/*** カゴ バッグ の 革 工 房 の 職 人さんの 場 合 ***/
       「 できる できるっ ! 、 1 週 間 で 出来る ! 」

       「 1週 間じゃ 無理でしょう 、 しかも 1 週 間で 出来る時でも 、 " 2 週 間 かかる " って 言うほうが 親 切 なんです 」

       「 じゃ 、 2 週 間 2 週 間 ! !  」



       大体 こんな感じで 、 今日が 何 月 何 日 なのかも わかっていません 。 毎 日 ひたすら 、 ただ 自分の ペースで 作り続けます 。


       
      モロッコ の 、 古い 生活 様式 が 息づく 旧 市 街 で 作られる 、 独 特 な 風合いの 、 手作りの 物 。

      カッチリ 仕上った 規 格 品 が 並ぶ 日本の アイテムの 中に 、 こんな ほのぼのした アウトラインの 物を
      1 個 ぽつんと 混ぜて置くと、 肩の 力が抜けて リラックスできるかもしれません 。


            



   


       ソレイユ の 物を 作っている  旧 市 街 の 工 房 の 人 達 は 、
       いつの 時 代 から あるのか わからないような  古い 小さな 工 房 で 、
       週 に 6 日間 、 夜 の 7 時 か 8 時 頃 まで  単 調 な 作 業 を 楽しく こなしています 。


       今では モロッコの 国内も ヨ-ロッパと 同じく 、役 所 や 銀 行 は 土 曜 日 ・ 日 曜 日 が お休みですが 、
       旧 市 街 の 工房の お休みは 金 曜 日 のみ 。 それは 昔から 変わらない モロッコの 生 活 日 程です 。


       仕事中でも 、 モスク ( 礼 拝 所 ) から アザーン ( お祈り の 時間の 合図 ) が 聞こえると 、
       みんな 仕事を 中断して 、 ぞろぞろと モスクへ お祈りをするために 向かいます 。


       
どの工房にも 水道は 無いので 、 

ペットボトルに 水を入れて 常備したり 、
小さい ガス ボンベで お茶を 沸かしたり 、

ティーポットを トレーに載せてもって来てくれる
「 お茶の 出前屋さん 」 に ミントティーを頼んだりしています 。


ポットに 入れた コーヒーを 売り歩く人や 、
リヤカーの お菓子屋さんや 、
フルーツ 屋さんも 、 まわって来ます 。


お手洗いも もちろん 無いので 、  公衆トイレや モスクの トイレへ 向かいます 。



そして 工房の ドアは どこでも 開けっ放し 、

真 夏 4 0 度 を超える マラケシュですが 、 エアコンは 設 置して いません 。
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            この 小さな 地 域 に 、 色 んな 工 房 と 、 材 料 屋 が 、 ぎゅう ぎゅう に 詰 まって います 。

             
                  
soleil here

            ここ 一 帯 は 、  工房や お店 が 終わる 夜 9 時 になると 、
            古い 時 代 から 有る あちこちの 大きな 門が 閉まり 、 門には 巨 大 な 錠 が かけられて しまうので 、
            夜から 朝までは  人が 出入りする 事が 出来ない  無 人 の 空 間 になります 。


   


            


        仕事を せかしてしまうと 、 心が 込もった 物を 作れなく なりそうだな 、
        心が ぴりぴり してしまうと 、 工房から 笑顔や 楽しい 気持ちが 消えて しまうのだろうな 、 と 感じるので
        それぞれの 職人さんの ペースで  作って 頂いています 。


        オーダーを たくさん頂くのは  とても 有り難い事だけど 、 追い詰められて 作るのは 何か 虚しくて 、
        多くの お金を もらえたとしても 、 出来上がった 物に 愛 情 は 湧いて来ない 、

        そういう 気持ちは きっと 昔から  各 国 共 通 なのかもしれません 。


         
         
        Souk El Ghzel , Marrakech - 1 9 2 0 maison de la photo anonyme

        マラケシュは ベルベル 語で 「 神 の 国 murt'n akush 」 と いいます 。

        美しい というよりは ボロボロ で 、 雑 然と ギュウギュウに 詰まった 旧 市 街 が 世 界 遺 産 に なっているのは 、

        もしかしたら その 街並み だけが  遺 産 なのでは 無く
        大 昔 からの  人 間 臭い 生 活を している 人達が いるからなのかも しれないですね 。



   



      旧 市 街 の 工房が 集まる 地 域 は 、 みんなが 知り合いで 、 そこ 全体が ものすごく 巨大な 家 族の ようです 、

      下 記 は 、 各 工 房 の 方々が 作ったものを 、 愛 着を 持って ご使 用 頂く 為の 、 ご 案 内の ページです 。

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 素 材 と 工 房 の お 話 、 の ページ

            

            マラケシュの 旧 市 街 の 職 人さんの 、  一 般 的な 道 具 一 式は  シンプル です 、

            これで 、 プフ ( 革 クッション ) も 、 バブーシュ ( 靴 ) も 、 バッグ も 、 作ります 。



   


         



        

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全ての 建 物 が サーモン ピンク 色 の 
モロッコ 「 マラケシュ 」 という 町には 、

何 百 年も 昔からの 生活を 
そのまま 引き継ぐ 「 旧 市 街 」 と 、

現 代 風 の 「 新 市 街 」 が あります 。
   

  




隣の家との 境は無く 
全部 つながっています 。

階 差 は あるけれど 屋上も 全て
隣と つながっているので 、
屋上から 猫 が 家に 入りこみます。
ソレイユ の 物を 作っている 、 様々な 工 房 は
旧 市 街 の 1 番 真ん中に あるので 、 停 電 や 断 水 も 多く 、
面 倒 な 出来事 に  たくさん 出会います 。
モロッコで 作られている物は 、 かたちが ひとつずつ 異なって 出来上がっています 。

どこの 工 房 の 方々も  皆 、 ゆっくり 時間を かけて 作っているのですが 、
それでも カチッ と 整った 物が 全く作れません 。

「 うわ まじか 。  一 体 、 何で こうなるのだ 。  ゆるい お国柄の せい ? 」
これが まず 最初の 印象でした 。
最 初 は こんなに 普 通 だけど 、
使 い 込んで いくと 椅 子 の 色 も 濃 くなって
全て が ツルツル に 。


木 なのか 椅 子 なのか わからなくなって 、
まるで 自 然 に 還っていくようです 。




   




家 を 建てる 時 、 家 の ドア は 大抵
新しく 作るのではなく 、

古 物 市 場 で 探して来た
古いドアを リメイクします 。


    
ソレイユ内で 行う 検品と 手直しの 作業のときは、

バブーシュ の スパンコール の 外れを 留めなおし 、
型 取 り の 際に 付いてしまった ペン 跡 を 消 し 、

カゴ を 布 で 水 拭 き 、 または 水 洗 いをして
折 れた ラフィア を 修 正 し 、ササクレ を ニッパー で カットして 、

あまりにも バッグの 持ち手が ゆがんで 付いていたら 縫い 直し
革の 染め ムラは もう1度 、 染 料を 部 分 的に 塗りなおし 、


あれこれ 手を 加えてみても 、 日本に 並ぶ 規 格 品 の ように ならず
これでは 恐らく 中 国 などで 作るほうが ずっと 完 璧 に 出来上がるはずだけど 、



   


  こちらの 風景は 、 マラケシュの 「 新 市 街 」 。

  ヨーロッパの 都 市に 比べると 、 全く 垢 抜けて いないけれど
  歩いている 人の 洋服も 少し 奇 麗 で リッチ な 感じ 。


  ソレイユ や 、 工 房 が ある  「  旧 市 街 」 とは
  大きな 塀 と 大きな 門 で 区切られており 、  趣 きが 異なります 。

 
   

       
  そして 、 モロッコ では 誰もが 知っている 、
  手 彫 り の 木 に アブダ の 葉 を 編 み 込んだ 椅 子 。

  


      ソレイユ から お届けする マルシェカゴ なども
      こんな 雰 囲 気 に なって いきます 。

      


         
   







 お 家 で 殺して 食べちゃった 羊 の 、
 モコモコ ・ 天 然 ウール も 、

 クッション 代わりに サドル に 巻いて
 色 も 雰 囲 気 も 全 て 一 体 化 。

旧 市 街 の ほうでは こんな 感じの 自 転 車 も 通ります 。

おじさんが 使っている 自 転 車 だと 思うのですが
かわいい 花 模 様 の ボロボロ の 布 が クルクル 巻いてあり 、

自 転 車 の 色 や 古 び た 風 合 い と 、 なぜか ぴったり 。


先 進 国 には 無い 、 こういった モロッコ 特 有 の センス を
旧 市 街 では よく 見かけて 、  いつも ハッ と します 。



soleil +
des continents
道ばた では 、 古い 天秤 計りで 野 菜を 売っていて 、
家で コネた パン生地を 焼いてくれる 窯 があって、
モロッコの 郵 便 事 情 も かなり 悪く 、 国 内 便でさえ 集 荷に 来てくれる事は 無く 、
また 、 住 所 まで 荷 物を 届けてくれる事は  ありません 。

手 紙や 書 籍なら 届けてくれるものの 、 小 包 の 場合は 手のひらに 乗りそうな サイズでも
新 市 街 の 中 央 郵 便 局まで 受け取りに 行きます 。


    


   

そんな状況を 察知してか、 たとえば カゴバッグを 作って下さる 工房は 、 田舎から 工房に カゴの 本体が 届くと 、
「 良い カゴ 本体を 、 一番 先に 選んでいいよ 」 と 、 言って下さるので 、 
良さそうな カゴ を 真っ先に 抜き 出して 、 そこに 持ち手を 付けて頂いたりしています 。


モロッコの あちこちの 工房の 倉庫では 、検品不合格の品物や 、海外からのオーダー間違いにより納品できない品物が 
山のように 余っているのですが 、

ソレイユ の サイト では  アウトレット ページの 品物のほうを 購入して 下さる かたが たくさん いらっしゃる ので 、
モロッコの いろんな工房も 、 ソレイユ も 、  実は とても 助かっているのです 。
ソレイユ では 、  物づくりをする時に  それぞれの 工 房 に 
「 少し 多めに お支払いしても 良いので 、 その分 、 通 常 より
きっちり 正確に 作れますか  ? 」 と 、 毎 回 伺っては いるものの
それでも 出てしまう アウトレット品 。
ソレイユの 物は 、 古い 生活 様式の
「 旧 市 街 」 のほうで 作られます 。
小さな お菓子を たくさん 載せた リヤカーや
ナッツを 天秤カゴに入れて 売る人や

荷物を 運ぶ ロバ や 馬 などが 通りすぎます 。
「 も の 」 というのは 、 かっちり 作りすぎても  逆に
温かい 風合いや 、  強くて おおらかな 魅力が 半 減してしまうので 、
そして ただでさえ 不便な 旧市街の 中でも 、 車が 入ることを 禁止している 地 域 の 為 、
出来上がった 品物を 運ぶ時は  小さい リヤカーに くくりつけて
ぎゅうぎゅうの 人混みの 細い道を 通り抜けています 。


「 旧 市 街 」 は 、 ぐるりと 城 壁に 囲まれており 、
世 界 遺 産 に 登録された 文 化 遺 産 です 。
リヤカーの運び屋さんには 、 元気な お兄さんも いれば 、 背中が曲 がった おじいさんも います 、

おとなしくて 、 ちゃんと 荷物を 運んでくれる 、 すばらしい ロバ君たちもいます 。
肉 屋 さんは 生きている 鶏 を その場で さばいてくれて 、
お店の チョコレートは ひとかけらに 割って 売ってくれて 、
それでも 、 モロッコの 小さな工房たちが 作っている 物は 、 なぜか
ヨーロッパ 、北 欧 、アメリカ 、オーストラリア など 、 多くの 国へ 発送されます 。

アジア 地 域に 比べて 、 縫 製が 綺麗では 無い ヨーロッパ や アメリカ は 、
品 物 が カッチリ 整っていなくても 受け入れやすいのかも しれませんが 、
とても 器 用で 繊 細な 私たち アジア 地域の 人間には  よくわからない 感 覚です 。
「 手作りの プレゼントは 、 手作りの 味が あるほうが うれしい 」

こんな感覚を 1番 優 先に 、 
ほのぼのした モロッコらしい 手 作 業の 仕上がり感 を
ほど良く 残して お届けしています 。
ソレイユが 日本へ 送る 国 際 郵 便 物 も 、 リヤカーなどに 頼りながら
なんとか 自力で 新 市 街 の 郵 便 局 まで 持ち 込みます 、

郵 便 局 内 で 税 関 が 荷 物の 中 身を 細かく 確 認し 、 それが 済んだら 梱 包 を 行い 、
やっと 発 送 。  発 送 するだけで  毎 回 3 時 間 ほど かかります 。
検品 不合格 の 品や 、 オーダー数 より 多く 作ってしまった 分 は 、
要らない と言えば すぐに 工 房の 方々が 引取って 下さるのですが 、

工 房 へ 返 品 した 物 は  工 房 が 持つ 小さい お店 に 並び 、
お店 に 並んだ 物 は ツーリストへの 販 売 目 的 が ほとんどなので 、
1 日 に 何 足 も 売れることは 無く、

どうやら モロッコ の 工 房 が 店 先 で 売るよりも
ソレイユ が 引取って 販 売するほうが 全然 容 易 のようなので、

毎 回 山のように 出てくる 検 品 不 合 格 品 を
ソレイユで 1 個 ずつ 手直しすることに しています 。

自 転 車 まるごとが
ヨーゼフ ・ ボイス の 作 品 のよう 。

だけども
無 意 識 の 感 覚 、

アートしている つもりなんて 無いし
アーティスト の 作 品 なども
何 にも 見 た 事 が ない はず 。

そして 、 モロッコ の 人たちは 、 出来上がった物を これでもか というくらい
ボロボロになるまで 使うので 、

長年 使っている 間に  色 も ツヤ も 変わって 行き 、 それぞれの 思い出も 染み 込み 、
1 個 ずつ 異なった 個性が出てきて 、 とても 味のある物へと 育っていきます 。